指摘されるまではこんなものかと思っていたのだが、どうやら私のZ1-Rはクラッチが滑り始めていたらしい。
そもそもクラッチが滑るとどんな症状がでるのかもわかっていなかったので検索をしてみると、いくつか思い当たるところがあり、それならばと交換をすることに決めた。交換はタイヤ、バッテリーと同じくファナティックハートさん。
インストールしたパーツはPAMS-F.C.C.クラッチキット。
今まで使用していたフリクションプレートとクラッチプレート。
錆がすごい。。
クラッチハブの交換は次回に。
交換後のインプレとしては、わかりやすく変化が体感できた。
発進の半クラ時の転がり出しのスムーズさは見違えるようだし、高回転まで引っ張っても滑ることなくきちっと動力が伝わっていることがわかる。
クラッチを変えるとこんなにも印象が変わるのだなと実感。
クラッチまわりで安藤さんにもう一つお願いしていたのが、クラッチレバーの重さの解消。
一日乗り回していると、夕方には左手の握力がなくなってしまってクラッチを握るのが億劫になるほど重かった。
これを軽くしてもらいたく、テコを利用したアフターパーツを取り寄せてもらって交換をしてもらうお願いをしていた。
交換の前に安藤さんが、純正部品を分解、グリスアップ、ベアリングの組み直し、クラッチケーブルを交換してくれたら劇的に軽くなったので、アフターパーツを入れるのは止めましたと連絡をくれた。
PAMS-F.C.C.クラッチキットへ交換したこともレバーを軽くさせているのだろうけど、安易にアフターパーツで解決しないで、純正部品で改善を試みてもらえたのは本当に嬉しい。
実際に乗ってみると、今までが嘘のように軽くなっていて、とても操作しやすくなっていた。
これで一日中ワインディングを駆けまわるようなロングツーリングにでかけても、左手握力の枯渇はしなそう。また一段と乗りやすいマシンになった。
【data】
32,656mile
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