一緒に行ったメンバーは地元の友人で、去年静岡でキャンプツーリングをした、isz、onと、3年前に北陸・信越を旅したkn。
knとは、北陸・信越の旅以来で、白馬で別れたのが最後だったので、あれは何が原因だったのか。その後どうやって陸送、復活させたのか。等々、遠い昔の話しで盛り上がる。
あの旅以来会っていない、kym、akbともいつか同じ会話をするんだろうなあ。
待ち合わせ場所は談合坂SA。
約束の時間よりも早く着いてしまったので、荷物の整理などして皆の到着を待つ。
駐車した時にZ1-Rが停まっていたのが視界に入った。どんなカスタムをしているのかなと眺めていたら、オーナーの方が現れて話しかけてくれた。
かなり手の入ったマシンなので、乗り味などを教えてもらい、今後のカスタムの相談に乗ってもらう。
同じバイクに乗っているから共感できる課題や、解決のtipsを共有できて満足。
そうこうしていると、時間どおりに3人が到着。
次の待ち合わせ場所を八ヶ岳PAに決めて、道中は各々好きなペースで走る。
八ヶ岳PAに到着。給油してから既に90mile(144km)ほど走っているので、ここでガスを入れておきたかったのだが八ヶ岳PAのGSが無くなっている……。(今年の1/31で閉鎖したようだ)
高速を降りる諏訪ICまでは20mile(32km)ぐらいだろうか。リザーブにしておけば問題無い距離なので、コックをリザーブに変えて出発。
快調に走りだすも、3kmほど走るとエンジンがストールしてしまった。
ガス欠の症状なので、おかしいなと思いつつ、コックをリザーブ→ON→リザーブに切り替えてみるとエンジンがかかったので出発。しかし3kmほど走るとまたストール。
リザーブの管が詰まっているんじゃないかなと予想。
幸いガソリン携行缶を持ってきていたので1L弱をタンクに流しこんでからコックをONにして出発。
20kmぐらい走った所でストール。これで残りは使えないリザーブタンクのガスだけになった。
まだ諏訪までは10km弱あるはず。
タンクを揺らすとガスがバシャバシャと鳴る。
揺らした事でONの管からガスが流れ込むのか、エンジンがかかったので即出発。なんてったって、ここは高速道路の路肩なのだ。
3kmほど走ってまたストール。これを1-2回繰り返して、なんとか諏訪ICに到着し、降りてすぐにGSにすべり込む。なんだかどっと疲れてしまった。
コックの分解洗浄 or 交換をすることが最優先の課題になってしまった。
快適なコースを満喫して駒ヶ根に到着。昼飯を食べてまずは陣馬形山の頂上にあるキャンプ場を目指す。
標高1400mにある山頂のキャンプ場まで舗装路が続いているのはとてもありがたい事だと思う。
キャンプサイトを一周りして最適な場所にまずはテントを張る。
これから繰り広げられる宴会→泥酔→テント泊にテンションが上がる。
この日、フライシートを忘れて来てしまったので一人だけ裸のテント。一瞬だけだったがザーっと雨が降った時は酔が醒めた。次回は絶対に忘れないように備忘録として書き留めておく。
積載してきた荷物をテントに置いて、空身で買い出しに向かう。
本当は再度外界に買い出しなんて行きたくはないのだが、どのマシンも大した積載能力がないので、とてもじゃないが一度で運べるぐらいの酒や肉の量では夜を越せないのだ。
一番上の写真が買い出しから帰ってきて撮った写真。
リアに炭、タンクバックには大量のビール。フォトジェニックな木の下でパチリ。
お気に入りの一枚。これで雲が無ければ言うこと無しだ。
さあ、宴会が始まる。ビールを片手に、ゆっくりと火をおこす。
会っていない期間の歩みを火を見ながら語り合い、お互いの情報をアップデートさせる。
こういう機会は、一年に一回でいいから無理してでも予定を調整して続けたいなと思った。
昔は毎日顔を合せていたんだけどなあ。
このメンバーといる時は、バイクで走ってる時も楽しいが、テントの傍で火を囲みながら笑ってる時が一番楽しい。
この日は満月の次の日で、時折雲の切れ間から、ほぼ真円のblue moonが顔を出す。
このキャンプ場は、中央アルプスと南アルプスに挟まれた稀有な場所にある。
明け方少し前に、陣馬形山の頂上から中央アルプスを撮ったのが左の写真。
上の写真の撮影地点から180度振り返って撮ったのが左の写真でこちらは東側で南アルプス。
どちらも雲が多くて残念。本当はこんな絶景が見れる場所。
が、上記の画像検索結果の晴天時の写真はたしかに絶景だ。だけど、雲が多くても自分の目で見たリアルな景色には及ばないなあと感じた。
写真で伝えることをあきらめるつもりはないが、やっぱり、本物を見ないと伝わらない事が大半だ。行動して自分で見に行くことにバリューを感じることは忘れてはいけないなと、絶景写真を見て思った。
早朝、誰かのテントからわずかに寝息が聞こえる中、独りコーヒーを淹れて至福の時間を過ごす。
皆もテントから這い出してきた。ゆっくりと出発の準備を整えて、帰路に着く。
本当は独りR152を南下して新東名で帰ろうかなと思っていたが、リザーブタンクが機能しない時に無理して行く事もないなと辞めた。
道の駅 「南アルプスむら長谷」に立ち寄り、蕎麦を食べてココで解散。
あとは各々好き勝手のペースで。といういつもの解散のスタイル。
「じゃあまた今度な」などと言葉を交わして、走り去る背中を見送る。
こんな付き合いを媒介してくれるバイクってやっぱり最高だ。
【data】
総距離:29,680mile
ガス:150-161円/l
ツーリングの総距離:592km
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こんばんは。ブログ更新いつも楽しみにしています。
燃料、SAまでもって良かったですね(^v^)
私も先日諏訪SAのスタンドにはお世話になったばかりでついコメントさせていただきました。
とは言っても私はバッテリー上がりで塩尻のカインズホームを紹介していただきました。高速道路でのバイクトラブルはホント心臓に悪いですよね。お気持ちお察しします。
私はR152号線のもうちょい先しらびそ峠に繰り出してきました。南アルプスしか観ることはできませんがとても良かったので今度ぜひ行ってみてください。
陣馬形山、今度私も行ってみます。ではでは。
おはようございます。いつもありがとうございます。
燃料、完全に動かなくなるまえにGSに辿りつけたのは、本当に良かったです。
おお。バッテリー上がり。。大変でしたね。
高速道路のトラブルって横をビュンビュンと走り抜ける路肩での対応になるので本当に嫌ですよね。
しらびそ峠、良いですね! 絶景だ。キャンプ場もありますね。候補の一つにリストしておきます。ありがとうございます。
陣馬形山、個人的には気に入りました。無料のキャンプ場なのに、水場もトイレも避難小屋もあって、避難小屋には過去に利用した人が置いていった思われる七輪があって、バイクのキャンプにはありがたかったです。
キャンプツーって楽しいですよね。
自分も行灯カブで今年は久々キャンプしました。
野外で呑んで語って食って寝るのって痛快です。笑
Z1-Rのコックのストレーナはタンクの中に有るので外して清掃してみて下さい。
恐らくゴミがいっぱい溜まっていると思います。
自分も以前そうなりました。笑
キャンプいいですよね。次回は来年かなあ。
コックの洗浄してみます。詰まっちゃうぐらいだからかなり溜まってそうですね。
KAZさんも同じ症状になったんですね。
そのガス欠症状は危ないかも(;^ω^)
自分のも何度とガソリンが薄くなる症状が出ていて、ストレーナー掃除したりキャブ掃除したりしていましたが同じ症状が繰り返されてました。ただ、症状が出るのが高速で巡航してる時に何度かガバッとアクセル開けた時に出ていました。
しかし、エンジン止まった後に何分か放置すると直っていて普通に走れるという感じだったので見てもらったらコックのストレーナーの棒の中に砂の様なものが詰まっていて、普段は砂がふんわり詰まっているのが高速走行しつつガバッとアクセル開けるのを繰り返すと、ガソリンの流出速度が速くなるにつれて砂がギュッと詰まった状態になりガソリンが流れる隙間がなくなるという感じでした。
ガソリンタンク内は給油口とかから覗いた感じ錆もほとんど無いし、砂も見当たらなかったのですが細いフレキシブルな棒の先に小さな鏡ついた工具で隅々まで覗いてもらったらタンクの隅々に砂の塊がへばり着いていてこれが徐々に流れ出ていたのが原因でした。
この塊はバイク屋さんが頑張って取り除いてくれたので、多分もう大丈夫だろうという事でしたがその後違うトラブルで乗れていないのでどうなったかは謎です(笑)
ただ、何度か乗ったらコックの確認は数回してください。と言われているので確認は必要みたいです。
次回、コックの洗浄する時にはタンク内も隅々までチェックしないと同じ症状を繰り返す恐れ有りだと思います。
面倒ですが、コックの詰まりは二次原因ですからつまりの元を探ってくださいね。
おお。nightさんのマシンも同じような症状が出たことがあったんですね。
砂状のものが流入が激しくなって、ギュッと詰まるというのは想像に難くないですね。なるほど。
確かにそうですよね。まずはコックを取り外してみて何が詰まっているのかを確認して原因調査をしてみます。