KAWASAKI Z1-R log

AM5:00起床。キャンプの朝は早い。

昨晩はおそらく21:00頃にテントに入って一度AM0:00に目が覚めたが、一瞬で落ちてAM5:00までぐっすり。お酒に頼った感は否めないが独り旅の夜もこんな感じだと悪くない。

コーヒーを飲んでまったり。テントをたたんでAM6:30ぐらいに出発。

この日、AM9:00ぐらいに高山市内に着きたかったのだが、まっすぐ向かうとあっという間に着いてしまうので快適に走れそうな山道を走り、遠回りをしていくことにする。

R41から県道75に入ったところが左の写真。

上の写真と近い場所。

こんな感じで薪が積まれた小屋をこの旅で多く見たが、全ての薪の大きさが揃っていて、かつこのほそさで綺麗に並んでいるこの小屋に魅かれた。

県道75から県道479に入りたくて、それっぽい道を2度往復したが道が分からなかったので、あきらめて県道75でもっと遠回りすることに。

途中、道路脇に残雪がある寂れた山道を走る。

写真の下小鳥ダムから高山市街までの山道は、早朝で車が少なくてかなり快適。ニヤニヤが止まらなかった。

AM9:00に高山市街に着きたかった理由は写真のパン屋トラン・ブルーでパンを買いたかった為。

しかし開店時間ギリギリの到着は甘かった……。すでに黒山の人だかりで購入まで3時間かかると言われて泣く泣く諦める。

世界一のパンでの朝食を夢見たが食いっぱぐれた。無念。

番号の書かれたカードが開店前から店先に置いてあり、その番号の順番で購入ができるようなので、早朝にカードをとって周辺のせせらぎ街道を満喫して開店時間の頃に訪れるのが良さそう。次回は絶対にそうする。笑

気を取り直してR361に入り野麦峠を目指す。

途中ガレている道もあったが快走路。

この記事の一番上の写真も野麦峠で撮ったモノ。写っている山は御嶽山。

県道26を北上してR158へ。

バイクで走るのは初めてだが、上高地へのアクセスでバスや車では何度も通った知った道。

交通量が少ない道を選んで県道278へ。

入ってすぐに撮ったのが左の写真。満開の桜から舞い散る花びらが道路を覆う。

東京の桜は葉桜になっているので、満開の桜が見れるのは春のリプレイのようで得した気分。

松本城の手前で昼食を取る。

松本駅前を迂回して、美ヶ原林道～県道62～県道464でビーナスラインを目指し、ぐんぐん標高をあげていく。

ワインディングが気持ちが良くてバイクを停める気になれず一息に駆け抜けてしまったので、写真はビーナスラインの始点で撮った左の一枚のみ。

美ヶ原林道～県道62～県道464までの道のりも良かったが、やぱりビーナスラインは別格だった。

ビーナスラインの終点の車山までいって、霧ケ峰まで戻り諏訪市街へと降りる。

諏訪に学生時代の先輩が居て、この日は先輩と久しぶりに飲む約束をしていたのでバイクを先輩の実家に置かせてもらい夜の街に繰り出し痛飲。

この日は諏訪湖のほとりのホテルに宿泊。

翌日は八ヶ岳の周りをぐるっと周って帰ろうと思っていたのだが少し疲れが出てきたのを感じ、目の前の諏訪ICから中央道に飛び乗り帰路に。

八ヶ岳なら山梨と組み合わせて2泊3日ぐらいで気軽に来れそうだし、再度ビーナスラインを走るきっかけを残しておく。

途中談合坂SAの手前で雨に降られたのが左の写真。

降ったり止んだりを繰り返しているうちに東京について3泊4日のツーリングは終了。

旅の感想は、毎度の事ながら「バイクは良い」。これに尽きる。

自分はこういうスタイルのバイクの楽しみ方がとても性に合っているのだと思う。

初めて訪れる地で、人の少ない山道を自分の許容範囲のスピードで駆け抜けるのが至高。

今度はどこに行こうかなあ。

一眼レフの出番は、初日以外は雲が多くて走行中に荷を解いてまでして撮りたいと写欲を掻き立てられる場面はほとんどなかった。それでも何枚かは撮ったので、その中から2枚ほど掲載。

どちらの写真も横幅が2000px。写真をクリックすると拡大されます。
クリック後に写真右下に矢印のアイコンが出ている場合は、その矢印アイコンを押下するとファイルの原寸になります。

とはいえ、iphoneやコンデジで頻繁に撮ってはいたので、北アルプスを写真に収めるという旅の目的は達成できて満足。

なにより少し美化されて、多くの山の表情が記憶に鮮明に残ってる。

【data】
総距離：29,109mile
ガス：160-171円/l
燃費：16.6km/l
ツーリングの総距離：1,032km