来るべき春に、調子よく走り出せるようにメンテナンス。
と、前回のエントリーと同じ書き出し。
この時期は走って楽しむよりは、メンテナンスをして良い状態を維持しておく事に楽しみを覚える。
今回はバッテリーの維持充電と、ネジ山が潰れかけたネジの交換。
最近、寒いせいか始動時にキックだけだと何回蹴ってもエンジンがかからず、セルを使う頻度が高くなっている。
それでもかかりづらい時は、10秒ぐらいセルをまわし続けるなんて事もざらだ。
そんな状況もあり維持充電を行った。
ところで、バッテリーって何年ぐらいで交換するのが普通なのだろうか。
最近話題のショーライの小さなバッテリーは興味があるが、今使ってるバッテリーがへたるまでは使い続けるつもりなので、いつごろショーライにかえられるのかなあ。
携帯電話やノートPCのバッテリーを見ると飛躍的に進化遂げているのがわかるが、やっとバイクのバッテリーにも進化の波が来たという感じ。
「PAMS不定期Blog」のSHORAI・リチウムフェライト・バッテリーの記事には
まずは通常のMFバッテリーから。約5230gです。対してリチウムフェライトはと言えば・・・
たったの約670gです。その差なんと4558g、比較すると八分の一の軽さです。バッテリーを変えるだけで4.5kgの軽量化が出来るというのは凄い事だと思います。
この軽さとコンパクトな筐体はとても魅力的だ。
話をもとに戻して、続いては以前から気になっていたネジ山が潰れそうなネジの交換。
ポイントカバーとクラッチカバーのネジ山の潰れが顕著で、通常のプラスのネジからヘキサゴンボルトに変更をしたいと思っていた。
同じ長さのヘキサゴンボルトを買ってきたので、潰れかかっているネジを取ろうとしたのだが、ポイントカバーの一本がなかなか緩まずネジ山が徐々に崩れていく……。
このまま続けると大事になりそうだったので放置をしていて、先日オイル交換の際に北見さんに相談したところ、鼻歌交じりで緩めてくれた。
北見さんがやった方法が下記。
- 崩れかかったネジ山にアルミの棒を当てて金槌で叩き、脆くなったネジ山の密度を高めつつ、ネジ山をを成形する。
- ラチェットレンチにはめるプラスのドライバーの先端を、1.で成形したネジ山にはめて金槌で軽く叩きフィットさせる。
- ラチェットレンチでジワリと回して、いとも簡単に終了。
ちなみに北見さんが外してくれたネジは上記写真の左から2番目のネジ。
成形した跡が分かると思う。
北見さん曰く、ステンレスのボルトは素材が強いので締めすぎると受け側の素材を傷めてしまうので注意が必要とのこと。
ネジの重さを量ってみたところ、ポイントカバーの長いネジで、外す前が9gで、ヘキサゴンボルトが11g。
クラッチカバーの短いネジで、外す前が5gで、ヘキサゴンボルトが6g。
ヘキサゴンボルトのほうが軽いかなと思い計測してみたが前から使っていたネジが既ににステンレス素材だったようで。ヘキサゴンボルトの方が重いという結果に。
ボルトの重さにこだわるつもりなんて毛頭なくて単にブログのネタとして計測、掲載をしてみた。そこにこだわる前に私の場合は体重落とせって話だし、そこにこだわるスタイルじゃないだろうと。笑
ヘキサゴンボルトを取り付けたのが一番上の写真。これでネジの取り外しは安心。
facebookのアカウントからもコメントができます