GWのツーリングの途中で動かなくなってしまったZ1-Rは、陸送と交換箇所の打ち合わせに時間がかかり、まだ入院中である。
とはいっても、既にほとんどが組みあがっていて、あとはヘッドライト周りの部品が届けば今週末にも電装系が一新されて復活の予定。
今日、整備士さんの所にお邪魔して仕上がり間近の様子を見て、取り外した電装部品の一部をピックアップしてきた。
まずは、今回の電装トラブルの原因について。
一番怪しかった、ICレギュレーターもオルタネーターも調べてもらったが問題がなかった。
ETCについてもまったく問題ないとのこと。
ではトラブルの原因は何か。
それは、左の写真の黄色枠の緑色のカプラーの接触が悪かったから。とのこと。
写真のようにタイラップで緑のカプラーを固定したところ、調子良い状態に変わり回転数もスムーズに上がっていった。
カプラーの接触不良が原因と分かり、今後のトラブル防止の為にも電装系パーツを一新させることに。
内容は
- メインハーネス・メインスイッチの交換
- メーター周りとハンドル周りの電装の交換
- 管式ヒューズからブレード式ヒューズに交換
- バッテリーの交換
- 点火系の交換
- ヘッドライトの照度アップ
- 電装とは別に部品の交換・追加をいくつか
詳細については、車体がまだ手元にないのでZ1-Rが戻ってきてからなるべく細かく記事にする予定。
なので今回は引き続き、取り外した電装パーツについて。
メーターの裏側でいろいろなランプを点灯させていた部品。
3.4Wのフィラメントの電球がいくつもついてる。一度も切れずに来たのだろうか。
上記のZ1-R純正部品をZ1とMk.II用の部品で一新させることで、だいぶシンプルになっていた。特にメーターの裏側はすっきりしていた。
今回電装のトラブルシューティングに活躍してくれた、整備士さんのテスターがあまりに格好よかったので一枚撮らせてもらった。
よく見ると、KAWASAKIの文字の入った川崎製のテスター。年代ものらしいですが、現役でキビキビと動いていた。
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おおっ!復活に向けて動いてますね。
しかし、各パーツの下の英字新聞がオシャレだ!なぜか妙にZ1Rのパーツに合ってます(笑
復活レポを楽しみに待ってます!
なるほど、カプラーの接触不良ってのはありがちですが、なかなかわかりにくい箇所ですね。こういうのって1箇所修理しても次から次へと出現しますので全部交換するのが一番だと思います(お金かかりますね)。
バイクに限らずクルマでも初めに壊れるのが樹脂部品、次がスイッチ、それからセンサーでしょうか。エンジン本体は元気なのにね。
ところでこのテスターかっこいいですね。思わず写真に収めた気持ちがよくわかります。
>nightさん
1ヶ月ほどblogの更新が滞ってしまいましたが、復活に向けて動いていました。
今週末には調子が戻ったZ1-Rで久しぶりに風を感じに出かけたいと考えています。
梅雨真っ只中ではありますが…。晴れていれば…。
>ケビンさん
カプラーの接触不良だなんてちっとも思い浮かびませんでした。いい経験になりました。
なるほど。そういう順番で朽ちていくのですね。
今回の修正で電装部分の不安は解消できるかなと考えています。次はどこかな。。
このテスター格好いいですよね。経年のアジがなんとも言えません。
着々と進んでいますね。
私の場合、単車に乗れないと人間が病んでしまいます(笑)
ちなみに私の愛機はフロントのアクスルシャフト段つき磨耗発覚。
普段見えない場所が徐々に徐々に・・・・。
週末晴れるといいですね。
>Z1000Jさん
私も乗れない日々を悶々と過ごしていました。
年式の古いバイクに乗るには、常になんらかの問題が発生することを織り込んでおくべきなんですかね。
皆さんにコメントをもらって同じような悩みを共有できることが救いです。