GWにロングツーリングを計画している。
山あいの寂れた道を走ってキャンプをしながら目的地を目指す旅。
天気を気にしたり、キャンプ道具をチェックしたり、荷物をどうやって積むかなど検討・実践したりの準備が既に楽しい。
先日、目的地までの道程を地図で確認していて、山あいの道でGSの間隔が結構あることが分かりガス欠が心配になった。
私のZ1-RはI型でタンクサイズが13L前後。燃費がだいたい15Km/L前後。今回は峠を走るのと、キャンプ道具などを積むので13Km/Lで仮定して、満タンでもmax169Km。実際はもっと悪いかもしれない。
山の中でのガス欠は避けたいので何か対策をしておきたいと調べてみたところ、モトクロスで林道を走るライダーはガス欠対策でガソリンを携行缶で持っていく人がいることが分かった。
ヤフーオークションに携行缶がいくつも出ていて、値段が手頃なモノをサクッと購入をしようとしたのだが、携行缶にもいろいろな種類があることが分かり、ちょっと腰を据えて調べてみた。
ガソリン携行缶の需要として、キャンプ用バーナーの燃料(ホワイトガソリン)を入れる為のモノがあり、デザインと機能が洗練されていて軍隊などで使用されている実績もあるようだ。バイク用としても要件を満たすのでキャンプ用の携行缶を購入することにする。
どのメーカーが良いのかキャンパーのblogなどを中心に調べて見たところ、SIGGというメーカーのモノの評価が高いことが分かった。現在では洒落たデザインの水筒メーカーとして有名だ。
早速購入をしようと探したのだが、販売が終了しているようで売っている所が見つからない。
売ってないと益々気になる。。海外のオークションなども含めて探していたところ程度の良いモノがたまたま出品されているのを見つけて即購入。
購入した携行缶の容量は1L弱。これで13Km弱走れると思うと、何も無いよりは心強いかなと。
洗浄した際に水を入れて、実際の給油を想定して試してみた。
ボトルキャップに注ぎ穴が開いていて、キャップを緩めると穴が出現する。キャップを閉めた状態でボトルを傾けて(ボトルキャップの注ぎ口を下側にして)タンクの入り口上にセット。その状態で、ボトル側をゆっくり回して注ぎ穴から燃料を落とすやり方が良さそう。
中身がガソリンなので持ち運びや取り扱いには十分に注意が必要だ。
特に開栓時、必ずと言って良い確率で、ボトル内の内圧が高くなっていて「プシュッ!」と気化したガスが一瞬だけ噴出する。なので、開栓時に周りに火気が無いことの確認が絶対に必要だ。
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こんにちわ。
130㌔はちょっと心もとないですね・・・250trは40キロ走るので、6,6Lのタンクでも250キロほど走ります。
うちはMXの時ジープ缶を使ってますが、結構、気化して開ける時ブシュ!となります。この小さいボトルタイプはそのへんはどうなんでしょうか・・・?
キャップは刺さってるだけなのですか?
>mitiさん
燃費については、改善できるところはしていきたいですが、こういうモノとして付き合っていきます。
蓋を開ける時は密閉されたボトルから、気化したガソリンが出てプシュ!となります。ですので、蓋を開ける時は回りに火気が無いかの確認が重要ですね。
ボトルの強度は、継ぎ目がない造りで耐圧性に優れていて、6バールまでの内圧に対応しているようです。
(ガソリンバーナーに繋いで加圧ポンプをつけた使用に対応した強度になっているみたいですね)
キャップは、刺さっているだけではなくネジ込みでOリングが付いているので蓋が抜けてしまうことはなく気密性も高いようです。
1L(正確には890ml)と若干心細いですが、他の荷物とのバランスを考えるとちょうど良いかなと考えています。
Z1-Rでキャンプとは想像もしてませんでした。骨董品扱いでなく、実用的にガンガン使っておられるのが、すがすがしくて良いですね。次の課題は荷物の積載方法でしょうか?
>ケビンさん
そうなんです! 今回、荷物の積載にはtry and errorを繰り返して、一時は最新の高性能・省スペースなシュラフとテントに買い換えようかなとか考えましたが、愛着のある10年選手の道具達をなんとか積むことができました。
ケビンさんのエントリを参考にチェーンのクリーニングと注油をしました。結構手間のかかる作業ですが、乗ってみると何かが変わっている気がしています。
GWは天気も良さそうなので、久しぶりのキャンプが今から楽しみです。