KAWASAKI Z1-R log

都内からだと東名 大井松田ICで降りれば一瞬で目的の県道710に行けるのだが、今回は茅ヶ崎に用事があったので第三京浜-横浜新道-茅ヶ崎-下道のルートで。

朝の天気予報では午前中曇りで午後から晴れるとのことだったのだがR246から目的地の方角には写真のような雲が…。

自宅を出て2時間ほどかかって目的の県道710に入る交差点、寄（「やどりき」と読む）を右折。

煩わしかった渋滞も一気に解消され、空気が澄み渡る。

飛び込んでるくる景色は、山と清流と味わいのある街並み。期待以上の県道710。

もう少し暖かかったら言うことなしなんだけど。電光掲示板には8℃と表示されていた。

気にしていた雲は大分明るくなってきたので一安心。

写真は県道710と平行して流れる2級河川の中津川。びっくりするほどの透明度。

丹沢山系から湧き出たばかりの支流があつまった川なので当然ではあるのだが、この透明度は見ていて気持ちが良い。

地図を見るとキャンプ場が多いので夏は人が多そうだけど来てみたい。

満開の桜があったので桜の下にバイクを止めてしばし休憩。春休みなのか、ちびっ子が3-4人遠巻きに桜とバイクの写真を撮っている私を不思議そうに見ていた。

下の地図を見ると分かるのだが、川沿いに長い直線があり見晴らしが良いので、かなり気持ちよく走れる。しかも私以外に車もバイクも一台も走っていないのである。

それには、理由があった…。

通行止め…。

気分良く走っていたので、かなりショック。このまま丹沢湖に行けると思っていたのになぁ。

案内板（写真左）が出ていたので読んでみると、どうやら、そもそもこの先は一般車は走ってはいけないようだ。

そして、大雨と積雪時は通行が許されている人も通行禁止とのこと。

今日の通行止めが雨または雪の一時的なものなのか、冬の期間は通行止めにしているのかはわからないが、とにかく先に進めないことは明らかなので、仕方が無くUターンをして、来た道をトボトボ帰ったのだった。一番上の写真はUターンした寄大橋。

案内板の地図（写真右）を見ると丹沢湖までの道筋が書いてあり、尚更、後ろ髪を引かれながらの帰宅。

丹沢湖には行けなかったが、寂びれた山道を走る目的は（少しだけだが）果たせたし、何よりバイクにのる時間がとれたので結果的には満足。

バイクに乗って自分の行きたいところに、自由気ままに行くのは楽しい。

左の写真は帰り道、悪あがきしてシダンゴ山（上の地図の写真参照）という山道を無謀にも攻めて舗装路の終点でUターンしたところ。

追記：
調べてみたところ、正式名称：神奈川県道710号神縄神山線（広域基幹林道）は通年で通行止めのようで、神奈川の他の広域基幹林道も閉鎖されているところが多いことがわかった。

今回通行できなかった区間の写真をネットで見ることができるが、全面舗装路で想像通りのいい感じの道。