今回で7回目の車検。
直近2年間の走行距離は914mileだった。
受け付けがQRコード対応されたようで、ユーザー車検の事前の書類記入が劇的に楽チンになっていた。DXバンザイ。
パパパっと準備してコースに並び、検査開始の時間を待つ。
自分の順番になったのだが、有人チェックの際に今まで言われたことがなかった指摘をもらい、少し戸惑った。
検査員がフレームのネック部分をライトで照らしてフレーム番号を確認し、ハンドルを逆に切って左側も丁寧に確認してから、詰め所のような所に戻っていってしまった。何やら内線で誰かと会話をしているのがわかる。今までになかった場面ですごく嫌な予感がする。
私の後ろには検査を待つバイク乗りが炎天下の陽射しを受けながら「やれやれ。。」といった眼差しを送ってくる。そりゃそうだ。私が逆の立場でも同じ眼差しを強めに送ることだろう。
5分ぐらいだろうか、検査員が詰め所から戻ってきて言った。「このバイクは平成14年登録のバイクなので、ライトが常時点灯してなくてはいけない。それと排気ガス検査を受けてください」と。
私のZ1-Rは2002年(平成14年)に初年度登録がされていたようで、車検証にそのように記載されている。その頃に並行輸入して日本で登録したのだろう。
「あいや、このバイクは1977年のバイクで昭和52年製造なんです」としどろもどろで回答するも、返す刀で「それを証明するものが見当たらないので、そうであれば証明できる書類を用意してください。」とバッサリ。
「並行輸入の場合はFMVSSラベルがフレームのネック周りにあってそこに記載があるのですが、見当たらないので」とのこと。
あー。そのラベルは覚えている。フレームのパウダーコートをした際に剥がされてなくなってしまったのだ。過去記事に写っている写真がないか探してみたら2009年6月の記事にあった。
電装系を一新した際の記事で、カウル内のハーネスのbefore/afterを写した写真の、フレームのネック部分の白いラベルがそれだ。
お前、そんなに大事なラベルだったんか。。
製造年を証明する書類なんて無いよなあと思いつつ「ネットの情報でもいいのですか?」と聞いたら、証明できればいい。とのこと。
ひとまず、有人検査は保留となり、マシーンの検査へ進む。どれも一発で○が出たのが救いだ。
検査レーンから外れて、iphoneで検索するとZ1-Rのwikipediaに車検証の原動機の形式番号(KZT00DE)と製造年(1977年)が記載されていた。
wikipediaなんかでいいのかな。と思いつつ先の検査員に見せると「OKです」とのこと。
おお。よかった。どこの誰かはわからないけどwikipediaに当該を記載してくれた方、ありがとうございます。めちゃくちゃ助かりました!
後日、この顛末をbelllayさんにお話をしたら、最近この確認をちゃんとするようになったようだ。と教えてくれた。(belllayさんはZ1-Rの他にもオースチン・ヒーレーを所有している)
今回車検証に1977年製であることを記載してもらったか。と聞かれたので改めて確認してみるとその記載はなかった。
次回は検査時にwikipediaやそれに準ずる資料を用意して、車検証にその旨を記載してもらう予定だ。
同じような経験をしていて、こうやると良いよ。などノウハウ持っている方いたら是非ご教示お願いいたします
車検ごとの走行距離。
’20-’22:914mile≒1,462km
’18-’20:1,396mile≒2,234km
’16-’18:1,005mile≒1,608km
’14-’16:2,329mile≒3,726km
’12-’14:2,208mile≒3,532km
’10-’12:3,202mile≒5,123km
’08-’10:5,200mile≒8,320km
14年間の総距離は26,006km。
車検に向けた整備は下記。
- フロント・リアのブレーキフルード交換
- エンジンオイル、フィルター交換(2年2ヶ月ぶり。1,637km走行)
総距離:36,957mile
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お疲れ様でした。しかし危機対応能力が素晴らしいです。
二度手間にならずに済みましたね!コンディションもいいみたいだし
安心して山に戻れますね
GUM!さんも車検おつかれさまでしたー
ほんと、二度手間にならずに済んで良かったです!
久しぶりに走り回りましたが、やっぱり最高ですね(暑すぎましたが。。)