ここ数年、趣味で登山をしている。
主に百名山と呼ばれる山をマイペースに登っていて、年々山に魅せられている自覚がある。
去年の夏に独りで北アルプスの山々を3泊4日の行程で縦走(中房温泉〜槍ヶ岳〜大キレット〜北穂〜涸沢岳〜ジャンダルム〜上高地)し、その美しさにしびれてしまった。
その北アルプス(飛騨山脈)の周りをバイクでぐるりと一周し、写真に収めたい衝動にかられて今回の旅の行先を長野~新潟~富山~岐阜に決めた。
出発は4/28(土)のAM1:30。
前もって荷物は積載しておいたので、バイクカバーを放り投げキック一発火を入れた。
久しぶりのロングツーリングへ昂ぶる気持ちに身を任せ霧雨の中を駆け出す。
霧雨は談合坂SAを過ぎたころには止んだ。左の写真は双葉SA。
小淵沢を過ぎた辺りで気温がぐっと下がり、諏訪湖SAの満開の夜桜を横目に捉えた頃、温度計は5度を示していた。
梓川SAで東の空が明るくなるのを待って、初日の目的地の白馬を目指す。
豊科ICで降りて下道で北上する。
途中、大町にある鷹狩山から北アルプスの大パノラマが臨めると聞き寄ってみた。
バイクで展望台まで行けるのがありがたい。
撮った写真が一番上の写真。
今回の旅に同行させた一眼レフと三脚を使って撮ったのが下の写真(パノラマ写真は自宅で加工したモノ)。
これからこの山脈に沿って北上し、日本海で切り返して山脈の向こう側の富山~岐阜を南下する。
この旅の中心となる北アルプスの、雲一つない雄姿を写真に収められたのは旅の出だしとしては上首尾だ。
AM7:00に今日の目的地の白馬に到着。
ここは、2009年のGWの旅で満身創痍でたどり着いた場所であり、2010年の秋にGUM!さんとのツーリングで待ち合わせの前に寄った先輩の実家。
いつ訪れても懐深く招き入れてくれた先輩のお父さんは去年他界された。
この日、お父さんにお世話になった面々で一周忌の大宴会が行われるので参加をする。
既に到着している面子と朝っぱらから酒を酌み交わす。
夜通しの運転の疲れからかすぐに睡魔に襲われ、昼前から昼寝。
夕方目が覚めて、ふらりと温泉に浸かる。GWの始まりにふさわしい一連の流れ。
すっかり酔いも醒めたので、日が暮れる前に白馬の名所をひとっ走り。向かった先は青鬼(あおに)。
プラグを変えてから調子がすこぶる良くて、バイクを操るのが以前に増して本当に面白い。この面白さはこの旅の間中、随所で感じられて至福の時間を過ごせた。
この記事を読んでいる人は下記の記事も読んでいます
facebookのアカウントからもコメントができます
一番上の写真、いいアングルです。Z1-R格好いい。
景色がよくってサイコー。
鷹狩山という場所なんですが、北アルプスが一望できてオススメです。
展望台に向かう間は、雲から出たり入ったりで写真撮れるかなあと心配していたのですが、いざ到着してみると雲一つない快晴になってくれて、ついてました。