2011年5月26日 [メンテナンス]

5/15(日)にプラスアルファ(PAMS)で、タペットクリアランスの調整と、カーボンクリーンをしてきた。

これは、被災地復興支援のキャンペーンで、このキャンペーンの売上の何%か(具体的な数字を失念)が、義援金として寄付されるという取り組み。

オーバーホールからもうすぐ3年を迎え、3年間の走行距離は6,538mile≒10,461km。(全然走ってないなぁ……)

異音や、既知の不具合は無いが、そろそろタペットのクリアランスを見てもらいたかったのと、被災地復興支援の取り組みにも微力ながら協力をしたくて申し込んだ。

作業時間は2時間ほどなので、横で見させてもらった。

まずは、タペットクリアランスの調整。

最初に、各気筒の圧縮を計測。結果はどこも「良い圧縮」とのこと。

カムカバーを外し、タペットクリアランスの計測。

高山さんと神原さんが、左右からエンジンを挟むポジションで、サクサクと作業を進める。

プロフェッショナルな技術者二人の息のあった作業はエンターテイメントだ。

クリアランスは、どこも許容範囲で一箇所だけ、若干広い箇所があったがクリアランスは経年で狭まる傾向にあるとのことで、ここも計測だけで調整はなし。

張り付いたガスケットを剥がし、新たに黒いガスケットが装着。

カムカバーからのオイル漏れは、少しにじむ程度ではあるがあったので、悪化する前にガスケットを交換できて良かった。

タンクを戻す際に、タンク下のSPIIのユニットとコードが、固定されていないことに気付いて、タイラップで固定をしてくれた。

走っていて抜けてしまう前に、未然に対応してもらえて良かった。

多くのナレッジを持つpamsだからできる事。

続いては、カーボンクリーン

お馴染みのマシンに繋がれてエンジンを回す。

序々に排気が白煙に変わってくる。

たまに回転数をあげると、白煙がより濃くなる。

10分ほど回して終了。

最後に神原さんが試乗。

多くのZを見てきた立場から、不具合箇所が無いかを肌で感じてもらう。

戻ってきて、笑顔で「問題なし」の一言に、こちらも笑みがこぼれる。

3年乗っても良い状態を保つエンジンに仕上げてくれた北見さんに感謝。

復興支援のステッカーをもらい、調子よく回るエンジンを満喫するべく、少し遠回りして帰宅。

ロングツーリングに出かけたくなった。

【data】
総距離:27,275mile

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  1. 5月 28th, 2011 at 07:55
    Reply | Quote | #1

     御久し振りです。
    うちのZ1-Rもタペットの音が少し気になります。
    シムが回った時に音が出るんでしょう。
    シム交換してあげたいところですが、そのまんまです。
    カーボンクリーンは良さそうですね。
    これはどういう仕組みなんでしょう?

  2. 5月 28th, 2011 at 13:55
    Reply | Quote | #2

    >KAZさん
    お久しぶりです。
    カーボンクリーンは、洗浄剤を調合したガソリンをエンジン内に直接供給してアイドリング状態で洗浄を行うものみたいです。
    詳細は、機材の輸入元のページか、同じ機材の施工者のページに記載されていました。
    燃費もよくなる。とのことなので、具体的な効果がでたらレポートします。

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